商品説明
刀剣番号:KA-310506
木製鞘九八式軍刀拵え付
菊一文字とは、鎌倉時代に後鳥羽上皇の御番鍛冶であった則宗などは中心に「一」の字を切っていたことにより古一文字派と称されており、更に彼らが中心に菊紋を切ることを許された為に菊一文字と呼称されてます。
本刀の菊一文字の銘については不明な点がありますが、中心の裏に菊一文字謹製などと切り添えたものもあります。
本刀は身幅広く重ね厚く踏張りのある姿で、地鉄は無地風に見えますがよく詰んだ地鉄で、傷無く精美に鍛え上げてあります。刃紋は締まり心に小沸の付いた角がかる互の目を焼き、互の目と互の目の間を小互の目や湾れで繋ぎ足が入り総じて上手に出来た刀です。また、本作は製作当時の生ぶの姿と見られ、生ぶ研ぎに生ぶ刃、中心は今も光を放っており健全そのものです。
軍刀拵えは鉄鞘ではなく、木鞘で本来は柄、鞘を革で包んだ特殊な造りですが、今は革包みはない状態です(鞘の尻方には革の縫い目跡があります)。また、柄は大変状態が良くしっかりとしています。
刀身データ
銘文:菊一文字作
在庫なし
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注番:KA-310506
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