商品説明
刀剣番号:KA-337021
特徴:二唐家は津軽藩の御用鍛冶として代々勤めてきた家柄で、四代目二唐義信は明治十四年生まれです。
明治九年の廃刀令後の刀工受難の時代の中、軍刀鍛冶として再び開花させ、義信や子の国俊・義弘・国次・国吉などの刀匠が活躍しています。
当時、軍刀製作指導のため青森を訪れた栗原昭秀は二唐家を拠点とし、青森県の優秀な人材に作刀指導を行っていました。特に二唐家に滞在していたこともあり、二唐義信父子には他の刀工では聞けない技を伝えたと云われ、二唐の作品の出来は群を抜いています。そして終戦後再び作刀許可が下りると、五代目の国俊は無鑑査刀匠となり現代刀の名工としての誉れも高く世に知られています。
本作は、身幅が広く、反りがやや深くついた太刀姿が美しく、刃紋は直刃を焼き、来国光を範としたと思える出来の良さなどは、名工を子に持つ父も流石と云える技倆の持ち主で上手です。
刀身データ
銘文:津軽住人 義信造之昭和十九年八月日
在庫なし
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注番:KA-337021
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