商品説明(委託品)
刀剣番号:KA-346103
附98式軍刀拵え
特徴:本刀は江戸時代後期に作られた所謂新々刀と思われます。地鉄は板目に流れ肌を交えた鍛えに、刃文は直刃調に小乱れ、小足・小沸がつき、一見古作を思わせるような出来をしており、中心は生ぶで刃上がり栗尻、鑢は切りです。無銘でありながら中心棟には小肉がつくところなど、丁寧な中心仕立てです。また、中心には鍔ずれの痕跡があり、幕藩体制の本では武士の指料として腰に帯びていたことでしょう。
九八式軍刀拵えは初期形のようです。鍔は透かし鍔、切羽は四枚づつの計八枚、通し番号は「九四九」、一枚の切羽のみ番号がありません。また、猿手は付け替えたようですが、全体的には欠損の少ないしっかりした拵えです。
軍刀は後期になると質の低下が見られるようになり、また、多くの物があります。初期形で状態の良い本刀のような軍刀拵は少なくなってきました。
刀身データ
銘文:無銘
在庫なし
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注番:KA-346103
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