説明
刀剣番号:KA-370011
附九八式軍刀拵
特徴:銘を消されていますが、江戸時代寛文頃の刀です。恐らく、偽銘を消したもので、見識のある方によるものでしょう。
この刀身は備前伝を現したものと思われ、小板目肌に匂い勝ちの互の目を焼き、足・葉の働きが盛んで見処があり、体配は反り浅く付き、元先の幅差が目立ち、中鋒の延びた寛文新刀姿です。
刀身には若干の刃こぼれや薄錆びがあります。
外装は、98式軍刀拵が付いており、98式の中も初期型です。初期型の特徴は、厚い透かし鍔に4枚切羽、駐爪の位置は柄の中央に配置されます。
本刀の拵えは、鞘に若干の凹み、鯉口のネジ一個欠落、また、若干の緩みがありますが、総体的には当時の姿をよく留めたものと言えます。
刀身データ
銘文:無銘
在庫なし
購入にあたっては、こちらの購入についてをご一読ください。
注番:KA-370011
ありがとう御座いました。