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刀:小島兼則

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商品説明

刀剣番号:KA-510506

兼則は明治四十年生まれで本名を小島太郎と云い、門人を多く育成した関刀鍛冶を代表する名工小島兼道の弟で陸軍受命刀匠です。戦時中の兼則は兄兼道が棟梁を勤める刀剣会社の関共進社に属し鍛刀をしています。
受命刀匠とは陸軍造兵廠において厳しい検査に合格した刀匠に対して「受命刀匠認定書」が交付されます。その厳しい検査の中の一例に落墜試験と云う折れず曲がらずの日本刀であることの試験があります。その方法は、凹形の金敷の上に刀身を横に乗せ、重さ約15kgの鉄鎚を落下させる試験で、刀身が90度になるまで曲げて折れたものは不合格になると云うものです。
従って一般の軍刀鍛冶の作と陸軍受命刀匠の作とでは折れず曲がらず良く斬れる日本刀の信頼性が全く違います。
本刀はこの様な厳しい試験に合格する刀剣を鍛える刀匠の手により製作されたもので、その強靱な刀身は重ね厚く、身幅広く、ズシリと重く(裸身で約820g)、如何にも頑丈な刀の姿形をしています。また、刀身は若干ヒケがあるものの上研磨済みであり、細かく綺麗に詰んだ地鉄に焼いた関伝統の刃紋は美しく兼則の技倆の高さを示す上出来の一振りです。
本刀はご奉仕品として特別価格にてご提供致しております。

刀身データ

銘文:濃州関住兼則作

  • 時代:現代 昭和
  •  :岐阜県
  • 地鉄:小板目詰む
  • 刃紋:尖り互の目(三本杉)
  • 中心:生ぶ、目釘孔一個
  • 登録:昭和四十三年 東京都
  • 鑑定書:無し
  • 長さ:66.9cm
  • 反り:1.6cm
  • 元幅:3.18cm
  • 元重ね:0.82cm
  • 先幅:2.42cm
  • 先重ね:0.58cm
※法量には若干誤差がある場合があります
  • 附属:ハバキ、白鞘、登録証

在庫なし

詳細画像

白鞘
小島兼則の刀身表全体
小島兼則の刀身表拡大1
小島兼則の刀身表拡大2
小島兼則の刀身表拡大3
小島兼則の刀身表拡大4
小島兼則の刀身表拡大5
小島兼則の刀身裏全体
小島兼則の刀身裏拡大1
小島兼則の刀身裏拡大2
小島兼則の刀身裏拡大3
小島兼則の刀身裏拡大4
小島兼則の刀身裏拡大5
小島兼則の刃紋拡大
小島兼則の鋒棟拡大
小島兼則の中心棟拡大1
小島兼則の中心棟拡大2

注文方法

購入にあたっては、こちらの購入についてをご一読ください。

注番:KA-510506

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