商品説明
刀剣番号:KA-4092
中心尻は栗尻、鑢目は筋違。
喜多貞弘は奈良県の刀工です。
本作は、身幅広く元先の幅差は目立たず、反りがやや深くつき、中鋒やや詰まる堂々たる姿を見せています。地鉄は小杢目が良く詰み、地の底には細かな地景が頻りに入った鍛えは抜群です。更に現代でも難しいとされる映りをも立たせています。刃紋はフックラとした匂口は深く帯び状の沸が均等につき、直調に浅く湾れ物打辺でやや大きく湾れて、帽子は一文字風にも見える大丸で返りは極く浅いです。この匂口が深く沸がついた刃紋は薩摩の元平をみるような出来をしており、地鉄の鍛え・映り・刃紋等は技倆の高さを示し、貞弘刀匠の作刀の中でも上位に入る出来となっている一振りです。力強さと優美さを兼ね備えた姿は、鑑賞する人の心を落ち着かせ清らかな気持ちにさてくれることでしょう。
刀身データ
銘文:和州斑鳩住源貞弘造之昭和庚戌年五月日
在庫なし
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注番:KA-4092
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