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刀:摂津守忠行

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商品説明(委託品)

刀剣番号:KA-7092
中心尻は入山形、鑢目は筋違。

初代摂津守忠行は大坂新刀を代表する名工の一人である一竿子忠綱の弟です。諸刀剣書では忠行に「源」を冠したものは二代と云われておりますが、忠行の作域は広く、また年紀の入った作刀は大変少ないと云うことであり、「源」以外にも「藤原」、「橘」などを冠するものがあり、代別を難しくさせています。「源」を冠しているだけで二代とは必ずしも云いきれないのが現状のようで、代別にはまだ研究の余地があるようです。
本刀は、やや寸が詰まるものの、身幅・重ねともに尋常で、元先の幅差が差ほど開かず頑丈な姿をしています。地鉄は小板目が詰んでおり綺麗です。刃紋は直ぐに焼き出し上は互の目乱れに丁子刃が交じり、足入り、砂流しかかり、小沸がついて、焼刃を元より先に行くに従い刃幅を高く焼いていく処などは忠行の技倆とセンスの良さを感じ取るこができ、総じて焼幅は高く華やかな出来となります。帽子は直ぐに丸く、先は掃きかけごころに丸く深く返ります。中心は生ぶで、鑢目は筋違、目釘孔一個、中心棟は丸く小肉がつきます。
因みに本刀は登録年月日が昭和二十六年三月三十一日となっており、これは岐阜県の登録開始日に登録されたものです。また白鞘は新調されていて真新しく綺麗です。
特別保存刀剣鑑定書がついた健全な大坂新刀(良業物)です。安くても欠点があるわけではありません。中級者の方に向いています。

刀身データ

銘文:摂津守源忠行

  • 時代:江戸時代前期 寛文頃
  •  :摂津(大阪府)
  • 地鉄:小板目
  • 刃紋:互の目丁子乱れ
  • 中心:生ぶ、目釘孔一個
  • 登録:昭和二十六年 岐阜県
  • 鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
  • 長さ:68.1cm
  • 反り:1.5cm
  • 元幅:3.0cm
  • 元重ね:0.66cm
  • 先幅:2.35cm
  • 先重ね:0.55cm
※法量には若干誤差がある場合があります
  • 附属:ハバキ、白鞘、鑑定書、登録証

在庫なし

詳細画像

白鞘 銘・摂津守源忠行・表全身画像 摂津守忠行の刀・差表先1 摂津守忠行の刀・差表2 摂津守忠行の刀・差表3 摂津守忠行の刀・差表4 摂津守忠行の刀・差表中心5 摂津守忠行の刀・差表側刃紋 銘・摂津守忠行・裏全身画像 摂津守忠行の刀・差裏先1 摂津守忠行の刀・差裏2 摂津守忠行の刀・差裏3 摂津守忠行の刀・差裏4 摂津守忠行の刀・差裏中心5 摂津守忠行の刀・鋒棟 摂津守忠行の刀・中心棟 摂津守忠行の刀・ハバキ棟 摂津守忠行の鑑定書

注文方法

購入方法についての詳細は、こちらの購入についてをご覧ください。

注番:KA-7092

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