商品説明
刀剣番号:KB-7082
中心尻は栗尻、鑢目は切り。
信国吉次は信国勘助と云い、慶長七年に黒田長政の抱工となった信国吉貞の次男です。兄の吉政が父に背いて備前伝を学んだため廃嫡となり、弟の吉次が信国家を継ぎ、正系十三代目(遠祖は延文頃の信国)となります。
本刀は、身幅尋常で重ねやや厚く、反り頃合いに中鋒が延び心となる体配をしており、刃長は一尺八寸を超え申し分のない長さの脇差です。地鉄は板目肌よく錬れて詰み、刃紋は小沸がよくついた互の目で、太い足がよく入り、足を横切るように幾重もの砂流しが盛んにかかる処は見事です。帽子は直ぐに丸く返ります。中心は生ぶで鑢目は切り、目釘孔は一個、中心棟は小肉がつき鑢目は筋違、中心尻は刃上がり栗尻です。本刀は年紀は有りませんが、その銘振りより吉次の初期作と思われます。
刀身データ
銘文:信国源吉次
在庫なし
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注番:KB-7082
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