商品説明
刀剣番号:KA-738021
特徴:磨上げ無銘となった越前関の刀です。
江戸時代初期には、山城・近江・美濃等、各地から越前に移住した刀工が多く存在し、その中で美濃から越前に移住した刀工の一派を越前関と呼称します。 室町末期ころに移住した代表的な刀工は、兼則・兼法・兼植・初代重高等がおり、その特徴は、越前鉄と呼ばれる黒味を帯びた地鉄に、沸のついた互の目や湾れ刃を焼くところにあり、本刀もその特徴をよく示しています。
また、本刀の棟には誉れ傷(実戦の際、相手の刀を棟で受けた受け傷)があることから、実戦で使われた勝者の差し料と思われます。
刀身は研磨状態も良好で、地鉄・刃紋共に出来が優れています。
拵えは縁・頭は赤銅で牡丹の彫りがあるものです。鍔は菖蒲透かし鉄鍔で、越前住記内作と銘があり、刀身、鍔ともに越前で揃っています。また、変わり塗り鞘の栗形は兜、尻は布袋の袋をデザインした鐺です。
なお、保存刀剣鑑定書は9月下旬頃の発送となります。
刀身データ
銘文:無銘
在庫なし
購入方法についての詳細は、こちらの購入についてをご覧ください。
注番:KA-738021
ありがとう御座いました。