鋒の大きさは一般的には身幅に比例しています。そのことから大鋒の刀剣は身幅の広いもの多く、豪壮な姿形をしたものとなり迫力があります。こうした姿を好む愛刀家も多くいます。
銘文:陸奥大掾三善長道時代:江戸時代前期刃長:52.7cm 反り:1.3cm保存刀剣鑑定書付
コメント:刀身には彫物があり、大きく豪壮な脇差です。大変美しい鮫皮鞘拵が付いています。
銘文:佐々木一流斎源貞俊真十五枚太平伏造裏銘:陸奥東山津谷川荒谷沢以出鐵作之時代:江戸時代末期刃長:64.4cm 反り:1.2cm鑑定書なし
コメント:刀樋を中心尻まで掻き通し、姿が良くバランスのとれた刀です。半太刀拵が付いています。
銘文:不動明王裏銘:摩利支尊天(切付銘)時代:室町時代後期刃長:66.4cm 反り:2.1cm保存刀剣鑑定書付
コメント:末古刀で名刀の孫六兼元同人、父とも弟とも云われる兼元に極めて近い刀工で、作品は少なく貴重です。