【大和国】奈良県
銘文:南都之住金房裏銘:天正十一年二月日時代:室町時代末期刃長:38.1cm 反り:1.2cm未審査
コメント:身幅の広い平造の脇差です。金房一派は実用刀として知られますが、本刀は同派中特に出来が優れています。
銘文:金房隼人丞正真作時代:室町時代中期刃長:30.7cm 反り:0.6cm保存刀剣鑑定書付
コメント:室町時代の平造の寸延び短刀です。拵えが付いていますので居合いをされる方の前差しにもお薦めです。
【山城国】京都府
銘文:(菊紋)伊賀守藤原金道時代:江戸時代前期刃長:47.3cm 反り:0.1cm保存刀剣鑑定書付
コメント:二代の伊賀守金道です。作品は三品丹波守吉道の簾刃の片鱗を伺わせる出来です。
銘文:平安城吉房時代:室町時代中期刃長:24.6cm 反り:0.1cm特別保存刀剣鑑定書付
コメント:刀身には彫物があり、指表には剣巻竜、指裏には多賀大明神の神号が施された室町時代で年代は文明(1469)ころの短刀です。
銘文:和泉守来金道時代:江戸時代前期刃長:51.4cm 反り:0.9cm保存刀剣鑑定書付
コメント:刃紋の大互の目乱れの華麗さは、豪壮で寛文新刀姿をした脇差を一際引き立たせています。
銘文:国安時代:江戸時代後期刃長:71.6cm 反り:1.2cm保存刀剣鑑定書付
コメント:国安得意の相州伝を現した作で、ザングリとした地鉄に沸出来の湾れを焼き、火焔風に尖った帽子は覇気のあるものとなっています。
銘文:出羽大掾藤(以下切れ)時代:江戸時代前期刃長:50.0cm 反り:0.7cm甲種特別貴重刀剣認定書付
コメント:出羽大掾国路の磨上げ銘の脇差です。中心尻が切りではなく栗尻に加工してある処は名家からの出を感じさせます。
【摂津国】大阪府・兵庫県
銘文:無銘時代:江戸時代元禄頃刃長:70.0cm 反り:1.0cm日本刀保存会鑑定書付
コメント:近江守助直の門人であり、なるほどと、中心の仕立ては助直を思わせる作りです。
銘文:尾崎源五右衛門助隆裏銘:寛政元年八月日時代:江戸時代後期刃長:48.4cm 反り:1.2cm保存刀剣鑑定書付
コメント:津田助広の濤瀾刃を写した脇差です。時代の鮫革巻鞘拵が美しく飾り映えがします。
銘文:摂津守源忠行時代:江戸時代前期刃長:64.2cm 反り:0.91cm特別貴重刀剣認定書付
コメント:初代摂津守忠行は一竿子忠綱の弟で、忠綱の協力者となり作品は少ないようです。また、忠行は摂津守を冠し数代続いています。
銘文:摂津守源忠行時代:江戸時代前期刃長:56.0cm 反り:1.5cm鑑定書無し
コメント:二代摂津守忠行の大振りな脇差です。拵えが付いており、小柄も付属している処がいいですね。初心者にお勧めします。
銘文:包次時代:江戸時代前期刃長:53.3cm 反り:1.8cm保存刀剣鑑定書付
コメント:文殊系は大和より摂津に移住した刀工が多く、包次もその一人で左陸奥包保の門人です。
銘文:河内守(以下切れ)時代:江戸時代前期刃長:51.8cm 反り:1.0cm鑑定書無し
コメント:康永の典型的な互の目乱れを現した傑作です。恐らく二尺近い大脇差を磨上げたものでしょうが、磨上げが惜しまれます。
【河内国】大阪府
0件
【和泉国】大阪府
0件