古代 国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 エジプト展を観に行ってきました

東京富士美術館で開催している古代のエジプト展を観に行ってきました。会期は12月5日まで、ベルリン国立博物館群エジプト博物館に所蔵されているもので、日本初公開のものが数多く展示されていました。
エジプト展のチケット
紀元前300年頃から2000年頃までの出土品が中心で、天地創造の神話をテーマにしています。展示物で一番古いものは前2479年~前2191年頃のクウイトエンプタハの偽扉(石灰岩)や、ラー神とハトホル女神の神官であったマアケルウプタハの供物台等はで、日本初の展示もありました。
青銅製や花崗岩を彫刻したものなどの小像や、動物の頭をした神々から大きな女神の像などが、また、ミイラを収める棺はマトリョーシカのようであり、外棺があって、その中には内棺があり、更にその中にミイラが収まっている構造がわかります。ミイラの展示はありませんが、内棺や、外棺の展示があり、その装飾の美しさや大きさに驚きました。