銃砲刀剣類登録証の記載内容が現物と相違することは屡々あります。今回は刀工の銘に違いがありました。
実際の登録証
登録証では「濃州関住服部正満作」となっていますが、現物では「濃州関住服部正廣作」です。
中心の切銘
中心に切ってある銘文は草書体ですから、読み間違いをしたと思います。
教育委員会への申出書
早速、登録証を交付した大阪教育委員会へ現物との相違が有ることの申し出を行いました。教育委員会からは「銃砲刀剣類登録証 現物 確認調査票」が届きましたので、必要事項を記入し、登録証のコピーと共に郵送しました。この後は、東京都教育委員会より現物確認のため、銃砲刀剣類の審査会の案内通知が届くでしょうから、指定された日時に、現物を持参して審査を受けることになります。
鑑定申請書
9月3日に東京都教育委員会より、「令和3年9月 審査会の受付について」の通知が届きました。
審査会は9月18日で、添付された鑑定申請書と現物の刀等を持参して都庁へ行って来ます。
今日は9月18日です。刀剣審査のため都庁へ行って来ました。台風14号の影響で都心は大雨となり、傘を差していてもズボンはびしょ濡れになる始末でした。
審査の結果は銘以外は原票と一致していると云うことで、その結果は大阪府の教育委員会へ送られます。あとは、大阪府の教育委員会からの連絡を待ちます。
登録証訂正再交付申請書
10月4日、大阪府教育委員会より、「銃砲刀剣類登録証の再交付について」の通知がありました。
東京都の審査結果が、大阪府登録の刀剣と一致したので再交付となりました。必要事項を記入した訂正再交付申請書と、登録証を送ります。
再交付登録証
10月13日、大阪府教育委員会より書き留め郵便で、「このたびは、お手数をおかけました。」と云うことで、再交付された銃砲刀剣類登録証が届きました。勿論、登録証の再交付は無料です。