昨今、各自治体で文化祭が催されることが多くありますが、先週、東京青梅市で行われた青梅市総合文化祭でも、地元の奥多摩美術刀剣保存会で刀剣・刀装具展示会を行っていました。会場には警備のガードマンを配置するなど、警備にもしっかりした体制でもあり、多くの来場者で盛況です。
また、会員による「刀剣の見方」の講習会もあり、約20名程が参加し充実した内容でした。
そうした中、一人のご婦人が刀を持参し、主人が遺した刀と言って会員の方に見てもらっていましたが、重要刀剣に指定された名刀のようでした。こうした方は多くいるでしょうが、ややもすれば刀剣を粗末に扱ってしまうことが懸念されます。
刀が好きだと言う方でも、刀剣会などには所属せず、一人で楽しんでいる方々もいるでしょう。そうした所謂、個と個が繋がっていくことで広がるような刀剣会の活動が今後の発展のカギとなるのでしょう。単に勧誘するだけでなく、地域に根ざした人との繋がりを大切する行動が会員一人一人に求められるのでしょう。