小生は日本刀のことは何故か幼い頃から好きだった記憶がありますが、初めて日本刀を購入したのは昭和58年のことで、刀は欲しいが何を買ったら良いのか分からずで、結局店主に勧められ購入のが初代河内大掾正広の脇差でした。その後、専門的な知識はありませんでしたが、銘字の「廣」で代別が分かるなどと正広について本を読んで勉強したものでした。
脇差は何と云っても刀の三分の一程度の価格で安いのが一番です。
日本刀について勉強しようと思ったら、方法は色々あると思いますが信頼できる物即ち、日本美術刀剣保存協会発行の「特別保存刀剣鑑定書」の付いた物が良いでしょう(特別保存刀剣の多くは著名な刀工であり、刀工大鑑などに所載されています)。
まずは一振り購入します。それを足がかりとして、その刀工の時代背景や作風、中心の仕立てなどを学び、師や弟子筋なども合わせて勉強して行くことが良いのではないでしょうか。
脇差:相州鎌倉住立花国秀鍛之