江戸時代後期に製作された刀剣です。
型番:KA-754111銘文:濱辺眠龍子壽實裏銘:天保二年八月日時代:江戸時代後期刃長:68.0cm 反り:1.4cm鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
コメント:寿実は浜部寿格の子で、焼出しが直刃になり匂口の締まる丁子などを焼きます。門人には山浦真雄・清麿兄弟の師匠である川村寿隆もその一人です。
銘文:作陽幕下士細川正守造之裏銘:慶応二丙寅年二月日時代:江戸時代末期刃長:75.4cm 反り:1.8cm特別保存刀剣鑑定書付
コメント:長寸で身幅広く大鋒の新々刀特有の豪壮な姿です。新々刀の上作をお探しの方にお薦めします。
銘文:肥前國正廣時代:江戸時代末期刃長:66.05cm 反り:2.12cm鑑定書:特別保存刀剣
コメント:河内大掾正広の後代正広です。身幅広くガッシリとした体配の刀です。
銘文:一心斎宗平裏銘:明治二年八月日時代:明治時代刃長:66.9cm 反り:1.2cm保存刀剣鑑定書付
コメント:幕末の戊辰戦争当時に作られた刀です。幕末の歴史に興味のある方にお薦めします。
銘文:信正時代:江戸時代末期頃刃長:18.3cm 反り:内反り鑑定書:保存刀剣鑑定書
コメント:末古刀の村正や長船祐定等に見る姿形をした、新々刀の諸刃造りの短刀です。
銘文:○○○正盛裏銘:明治三年二月日時代:明治刃長:20.7cm 反り:なし鑑定書:なし
コメント:鵜首造りの短刀で、薩摩拵えの鞘に見る特徴的な返し角が付いた合口拵え付きです。
銘文:無銘時代:江戸時代末期刃長:70.6cm 反り:1.5cm鑑定書:なし
コメント:樋を掻き通した大磨上げ無銘風の新々刀です。長さ、反り共に居合の稽古にも適しています。
銘文:因州兼次時代:江戸時代後期刃長:70.5cm 反り:1.0cm保存刀剣鑑定書付
コメント:一般的な新々刀に見る地鉄は無地風となりますが、この兼次が鍛えた地鉄は板目に杢が交じる肌で、とても上手な刀工です。
銘文:松江藩藤原長信裏銘:明治三年八月日時代:江戸時代末期刃長:63.6cm 反り:1.0cm特別保存刀剣鑑定書付
コメント:時代に即したやや寸の短い刀ですが、出来は流石新々刀上作と云われるだけあって見事な丁子の刃を焼いています。
銘文:無銘時代:江戸時代末期頃刃長:76.6cm 反り:1.8cm鑑定書:特別貴重刀剣認定書
コメント:長寸で身幅広く、重ね頗る厚く重量は裸身で1,090gもある豪壮な刀です。
銘文:相州鎌倉住立花圀秀鍛之裏銘:安政六己未歳八月吉日時代:江戸時代末期刃長:59.0cm 反り:1.4cm藤代鑑定書付
コメント:知る人ぞ知る、坂本龍馬の愛刀を鍛えた「国秀」の作です。相州正宗の弟子、則重を範とした作品です。
銘文:無銘時代:江戸時代刃長:56.7cm 反り:1.6cm保存刀剣鑑定書付
コメント:津田助直と寒山先生の鞘書きがありますが、直江助政と極められています。無銘ながら刃長は一尺八寸以上ある大脇差です。
銘文:相模国綱広裏銘:寛政庚申秋 応入澤守人需作之時代:江戸時代刃長:43.8cm 反り:1.0cm特別貴重刀剣認定書付
コメント:応需名のある相州綱広の脇差で、右京拵えが付いています。
銘文:肥前国忠吉時代:江戸時代刃長:46.6cm 反り:1.0cm特別貴重刀剣認定書付
コメント:肥前忠吉の後代と見られる脇差です。附属の打刀には鞘に革覆い袋が付いた珍しいものです。
銘文:尾崎源五右衛門助隆裏銘:寛政元年八月日時代:江戸時代後期刃長:48.4cm 反り:1.2cm保存刀剣鑑定書付
コメント:津田助広の濤瀾刃を写した脇差です。時代の鮫革巻鞘拵が美しく飾り映えがします。
銘文:源盛次時代:江戸時代末期頃刃長:66.9cm 反り:1.0cm鑑定書無し
コメント:金剛兵衛後代の盛次で、元重ねが8mmある頑丈な体配で、菊水刃を焼いた珍しい刃文をしております。
銘文:阿州海部住氏吉時代:江戸時代後期刃長:22.0cm 反り:0.cm刀苑社認定書付
コメント:この短刀は鎧通しです。細身で重ねが厚くすすどしい感じがしますが、刃の出来は上々の出来となっています。
銘文:無銘時代:江戸時代後期刃長:72.5cm 反り:1.3cm保存刀剣鑑定書付
コメント:身幅はやや狭いが重ねが頗る厚い造込み、備前伝の刃を焼いた剛刀です。
銘文:真龍子永弘裏銘:元治二年五月日時代:江戸時代末期刃長:28.7cm 反り:0.3cm保存刀剣鑑定書付
コメント:永弘の作品は小板目の詰んだ地鉄に匂口の締まった丁子を焼いた備前風と、板目肌に地景の入った出来との二様があり、本作は後者となります。
銘文:松村昌直裏銘:寛政五年八月時代:江戸時代後期刃長:48.9cm 反り:0.8cm日本刀剣保存会鑑定書付
コメント:直刃の作であるが、刃には湯走りかかり、表裏共中ほどに簾刃状に焼き重なる処を見せるなど覇気のある作域を示しています。
銘文:東播住源利行作時代:江戸時代末期刃長:72.1cm 反り:1.4cm日本刀剣保存会鑑定書付
コメント:打刀拵付の刀です。拵えにはガタはなくシッカリしていますので居合刀としてもよろしいです。
銘文:加州金澤住藤原正國裏銘:慶応元丑年八月吉日作之時代:江戸時代末期刃長:69.6cm 反り:1.0cm特別貴重刀剣認定書付
コメント:この刀の刃紋は特徴的で、室町時代という戦国期にまま見られます。この幕末の激動の時代にも相通ずる処があるのでしょう。
銘文:仙台住一友斎藤原貞光作之時代:江戸時代末期刃長:71.3cm 反り:1.06cm保存刀剣鑑定書付
コメント:貞光は仙台の郷土刀です。水戸烈公の抱工である一流斎貞俊に近い存在の刀工で、自身後に一流斎と号しています。
銘文:白龍子永繁時代:江戸時代末期刃長:65.4cm 反り:0.9cm保存刀剣鑑定書付
コメント:田代永繁と云い、伊達家の抱工として幕末まで続き、この永繁が田代家最後の刀工となります。