平安時代末期から、室町時代末期までに製作された刀剣を古刀と呼び、室町時代末期頃の刀剣は末古刀と呼んでいます。
型番:KA-754071銘文:無銘裏銘:時代:室町時代末期頃刃長:一尺六寸四分五厘 反り:二分五厘鑑定書:なし
コメント:サンゴを散りばめた鞘に、金具は海尽しの豪華な拵えで、刀身には梵字・独鈷剣・三鈷柄剣等を連ねた重ね彫りが両面に施されており、鞍馬関かと思われます。
銘文:南都住金房兵衛尉政次時代:室町代末期刃長:68.6cm 反り:1.4cm鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
コメント:外装の半太刀拵が質素なが生ぶくて良いです。
銘文:無銘時代:南北朝時代刃長:70.5cm 反り:1.4cm鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
コメント:大磨上げながら二尺三寸を超す長さがある、南北朝期の刀です。
銘文:金房兵衛尉政次時代:室町後期刃長:51.2cm 反り:1.0cm鑑定書:特別貴重刀剣
コメント:戦国の需要に応じた、大段平姿の作柄が多い一派の脇差です。
銘文:無銘時代:南北朝~室町初期頃刃長:44.4cm 反り:0.8cm鑑定書:特別保存刀剣
コメント:薙刀直しにした菖蒲造りの脇差です。
銘文:無銘時代:安土桃山刃長:64.0cm 反り:1.8cm鑑定書:保存刀剣
コメント:身幅頗る広く、鋒は大きく延びた豪壮な刀です。
銘文:無銘時代:室町後期刃長:36.5cm 反り:1.0cm鑑定書:保存刀剣鑑定書
コメント:小柄・笄が付いた華やかな塗りの鞘は、飾り映えのする拵です。
銘文:無銘時代:室町時代刃長:64.4cm 反り:1.9cm鑑定書:特別貴重刀剣認定書
コメント:菖蒲造りの古刀が入った美しい姿の98式軍刀拵えで、綺麗な外装です。
銘文:無銘時代:室町時代刃長:26.6cm 反り:0.0cm鑑定書:保存刀剣鑑定書
コメント:冠落造りの姿をした短刀で、拵えには小柄と馬針が付いています。
銘文:兼國時代:室町時代刃長:22.1cm 反り:なし鑑定書:保存刀剣鑑定書
コメント:鉄金具が一作の良い短刀拵えが付いています。
銘文:無銘時代:鎌倉時代末期刃長:74.6cm 反り:1.4cm第三十三回重要刀剣指定書付
コメント:本刀は、大磨上げながら刃長が二尺四寸六分あり、元に復せば恐らく三尺を超える大太刀であったと思われます。
銘文:無銘時代:室町時代後期刃長:69.2cm 反り:2.0cm
コメント:上級者の居合用としても良いですが、打刀拵は波濤図の金具で揃い、大変に立派なものです。縁は「美孝」と在銘です。
銘文:無銘時代:室町時代刃長:71.2cm 反り:1.4cm鑑定書なし 未審査
コメント:刀は大磨上げ無銘の古刀です。室町時代の大和物であるとみられます。
銘文:宇多国房時代:室町時代初期頃刃長:68.5cm 反り:1.8cm日本刀剣保存会鑑定書付
コメント:宇多派は、鎌倉時代末期に大和国より越中国に移住し一派を興した刀工群。国房は宇多派を代表する刀工です。
銘文:無銘時代:室町時代初期頃刃長:72.0cm 反り:0.8cm鑑定書なし 未審査
コメント:刀は大磨上げ無銘で、元に復せば二尺八寸以上はあったものと中心の孔から推せられます。
銘文:南都之住金房裏銘:天正十一年二月日時代:室町時代末期刃長:38.1cm 反り:1.2cm未審査
コメント:身幅の広い平造の脇差です。金房一派は実用刀として知られますが、本刀は同派中特に出来が優れています。
銘文:相州住(以下切れ)時代:室町時代中期刃長:37.3cm 反り:0.5cm保存刀剣鑑定書付
コメント:平造で表裏に刀身彫りがあり、皆焼の焼刃は相州物です。唐獅子と牡丹の金具が綺麗な拵えがついています。
銘文:平安城吉房時代:室町時代中期刃長:24.6cm 反り:0.1cm特別保存刀剣鑑定書付
コメント:刀身には彫物があり、指表には剣巻竜、指裏には多賀大明神の神号が施された室町時代で年代は文明(1469)ころの短刀です。
銘文:金房隼人丞正真作時代:室町時代中期刃長:30.7cm 反り:0.6cm保存刀剣鑑定書付
コメント:室町時代の平造の寸延び短刀です。拵えが付いていますので居合いをされる方の前差しにもお薦めです。
銘文:二王清貞作時代:室町時代中期刃長:51.3cm 反り:1.4cm保存刀剣鑑定書付
コメント:拵えが付いた脇差です。長さも十分ありますので初心者の方にもお薦めします。
銘文:無銘時代:室町時代刃長:59.8cm 反り:1.2cm鑑定書無し
コメント:重ねが厚く、刀に迫る長さの脇差です。試し斬り用としてもよいでしょう。
銘文:無銘時代:室町時代後期刃長:65.8cm 反り:1.7cm保存刀剣鑑定書付
コメント:刀身の寸はやや詰まりますが、比較的状態のよい時代の拵えは、金具は渋く趣があります。初心者の方にお薦めします。
銘文:備州長船祐定裏銘:永正二年八月日時代:室町時代後期刃長:63.7cm 反り:1.9cm保存刀剣鑑定書付
コメント:末古刀で名刀の多い永正年紀の祐定です。在銘金具の素晴らしい半太刀拵が付いています。
銘文:不動明王裏銘:摩利支尊天(切付銘)時代:室町時代後期刃長:66.4cm 反り:2.1cm保存刀剣鑑定書付
コメント:末古刀で名刀の孫六兼元同人、父とも弟とも云われる兼元に極めて近い刀工で、作品は少なく貴重です。
銘文:濃州兼氏時代:室町時代後期刃長:75.4cm 反り:2.0cm特別貴重刀剣認定書付
コメント:この時期に兼氏は同銘数工いますが、この兼氏は大和色が強くでており、赤坂へ移住した直江兼氏の後代のように思われます。
銘文:備州長船勝光裏銘:永正三年二月日時代:室町時代後期刃長:58.9cm 反り:2.2cm保存刀剣鑑定書付
コメント:永正年紀の作で地鉄がとても美しくよく鍛えてあり、良い出来となっております。付属の半太刀拵えも金具は銀の一作で状態は良好です。